2007.07.30
「Cafe Coronaryを中心とした救命救急」 滋賀県甲賀市
緊急事態である窒息と救命行為の重要性について、顧問医として
精神障害者通所授産施設「ゆとりあ」で院長が講義を行いました。
高齢者や精神科の患者さまは、しばしば食物を飲み込む(嚥下)が
不自由になることがあります。精神科病院や施設での食事中に食べ物が
のどにつまって窒息し、呼吸停止により亡くなられる方もおられます。
食事中に突然起こるので「Cafe Coronary」と呼ばれています。
窒息などの緊急事態が起きたときの対応は、すべての医療に携わる人間が
知っておくべき最重要項目といえます。院長・副院長は以前勤務していた
病院で救急講習会を毎年2回中心となって行っていました。
ブラッシュアップのため、先日医師会で催されたACLS講習会にも参加しました。
いざという時に備えて、より多くの人が救急対策の知識と技術を身につけるための
お手伝いとなる講義であり、聴講された方も皆さま真剣に聞いておられました。