2007.06.10
「医へつなぐ基準とカウンセリング技法」 滋賀県野洲市
第一線で活躍されている保健師・栄養指導士の方々を対象に、
精神疾患に悩む相談者を医療へつなぐ基準とカウンセリング技法
についての講演を行いました。
産業メンタルヘルスの現場からよくご相談を受けるのは、
うつ病・パニック障害・社会不安障害・不眠症、その他こころの悩みをもつ
労働者に対して、どのような症状が見られたら、あるいはどのくらいの期間
悩んでおられたら、心療内科や精神科の受診を勧めればよいのかということです。
ひつじクリニックではうつ病やパニック障害などの診断に
世界的スタンダードの診断基準であるDSM-�Wを用いています。
この講演でも、メンタルヘルス一般の知識と個々の病気の理解が
深まるようにDSM-�Wに基づいてわかりやすく説明いたしました。
相談者の立場にたって悩みを聞くために重要である、
受容・傾聴・明確化など基本的なカウンセリング技法についての勉強も行いました。