2007.07.31
「不登校を睡眠の問題から考える」 近畿・東海・北陸教育研究連盟滋賀大会
米原で行われた近畿・東海・北陸地区教育研究連盟滋賀大会において
院長が「不登校を睡眠の問題から考える」と題した記念講演を行いました。
約300人の先生方が参加され、別会場でも放映されました。
不登校の児童・生徒は全国で12万人以上にのぼると報告されています。
その中で「朝起きられない、夜寝つけない」「体がだるい、頭が痛い、肩がこる」
「夜遅くまでゲームやパソコンをしている」というような問題を抱えた
子どもたちが多くみられます。このような状態は生体リズムの乱れによる
睡眠覚醒リズム障害による可能性があります。詳しくは睡眠相後退症候群、
非24時間睡眠覚醒症候群、不規則睡眠覚醒パターンなどに分類されます。
睡眠が成長期の体や脳の発達に与える影響は非常に多大です。
「早寝・早起き・朝ごはん」というキャッチフレーズで国も活動を始めており、
睡眠の重要性が広まってきています。
当日の様子はTVでも放映されました。教えていただいた患者さま、ありがとうございました。