2008.02.25
監理監督者のためのメンタルヘルス 滋賀県大津市:JAバンク滋賀信連
組合員のこころと身体を守る健康保険組合として、精力的にメンタルヘルス対策支援事業を進めておられる滋賀県農協健康保険組合様よりご依頼をいただき、JAバンク滋賀信連様のメンタルヘルスセミナー講師としてお招きいただき、「管理監督者のためのメンタルヘルス」をテーマとしてひつじクリニック院長がお話させていただきました。
実は院長がお話させていただくのは今回で2回目となる事業所様で、前回都合により欠席せざるを得なかった30名弱の役員、管理職の方々にお集まりいただいての開催となりました。
90分に及ぶ講演でしたが、メンタルヘルス疾患への基本的な理解と、ラインケアを行う上で重要な部下の変化の見つけ方などをお話しさせていただきました。
熱心にメモをお取りになる姿を拝見しておりますと管理監督者としての意識の高さを垣間見させていただいた思いでした。また管理監督者の方が、もれなく理解を高めていただく事は非常に重要な事であり、業務上の都合で仕方なく欠席される方をフォローされる体制はメンタルヘルス問題を良く理解しておられ、素晴らしい取り組みだと思いました。
また滋賀県農協健康保険組合様ではご担当の保健師様が実施事業所への事前要望調査から打ち合わせ、また当クリニックとの調整連絡と精力的にご活動いただき、きめ細やかな対応をしてくださるので講師も各々のご要望にあった講演内容に調整させていただくことが出来ております。
メンタルヘルス対策を推進する上で個別のきめ細やかな対応は非常に大切な要素であり、ご連絡をいただく度に重要性を再認識させていただいております。
私共も、事業所様の体制とご担当者様の地道な活動の重要性を知る良い講演会となりました。