2007.05.26
APA (American Psychiatric Association) Conference
APA (American Psychiatric Association) Conferenceの勉強会を院内でネットを使って行いました。APA Conferenceはアメリカ精神医学会の学会で、最新の話題が聞けるため毎年注目してみている学会です。
今回興味深かったのは診断に関する最新の話題とお薬の脳保護作用についてでした。
診断に関しては我々は世界中で標準的に使用されているDSM-�WTRを使用していますが、こころの病気に対する理解とか科学が進むとともに診断も進んでいき、DSM-�Xに移行していくという話題がありました。
もうひとつは院長・副院長とも講演会でよく話している薬の持つ脳保護作用についての話題でした。つい数年前まで講演会でお話しても理解してもらいにくかった脳保護作用についてですが、こころの治療はすなわち脳を守ることにつながるというテーマが浸透していくのは重要なことだと思い感慨深く聞かしてもらいました。